11月29日 リアルタイムはインドのデリーです。
なぜか・・・・お腹が痛いです。
そのせいか気持ちが前向きになれず次の一歩が踏み出せません。
カシミールでひいた風邪もなかなか良くならず・・・・。
ちょっと停滞していますが、今は無理して動かない方が良いとの判断。
何しろインドのトイレ事情は最悪ですから・・・。
ブログは11月13日 インドのデリー2日目。
朝ホテルのベッドで目覚めたら10時半過ぎていた。
宿の朝食の時間は終わっていたので、シャワーを浴びた後は昨日行ったレストランでマトンカレーを食べることにした。
その前にカレー屋の向かいの路地を入った所にある彼の洋服屋を覗く。
あ、昨日の若い彼が働く店が見えました。
マトンカレーのルーは昨日のチキンカレーと同じで肉が違うだけ。
たまにマトンを食べるのもいいよね。
毎日じゃ飽きるけど。
ところで、マトンって日本人的には羊ですよね。
ラムは羊の若いのでしょ?
でもこっちではマトンってヤギの事みたい。
ヤギと羊って全然違いますよね?
後で調べてみなくちゃ。
さあ、じゃ昨日約束したからちょっくらお店に立ち寄ってみます。
ゴミゴミしたデリーを早く抜け出したい。
ネットも通じないっていう田舎町ヒマラヤに行きたくなってきた。
彼は怪しい感じじゃないし、値段が折り合わなければ断ればいいので。
少し彼と話して、カシミールの街の写真やトレッキングの様子を教えてもらった。
季節的には冬でかなり寒そう。
見せてもらった写真には美しい山々や町の様子あった。
この場所、少しくらい寒くても遠くても行って見たい!
でも、金額的にはいくらくらいかかるんだろう?
とりあえず検討中ということにします。
そのあと、一人で街をブラブラすることに。
キョロキョロしているせいか、あちこちから声がかかる。
「ハロー。どこから来たの?」
「何探してるの?」
「ニーハオ!」
「どこ行くの?」
いちいち答えてたらキリがないけど、
つい返事しちゃう。
しかも反射的に笑顔になっちゃうんだよね。
インドの街を歩くときは気分が良くてもしかめっ面で歩いた方が良いのなぁ~?
そして適当な所で切り上げて歩き出す。
歩いていると話しかけて、そのままついてくる人もいるんだよね。
インドの大学でITとプログラミングを学んでるって男の人が学生証を見せながら話してきた。
「僕が怪しい人だったら身分証を見せないでしょ」って。
「インドは初めて?」
「初めてでーす(ほんとは2度目)」
「この辺って怪しい人が多いから気を付けた方がいいよ」
「ありがと」(お前も十分怪しいけどな)
なんか、この人私の横に来て、話ながらついてくる。
「こっちの道は危険だから、左の方に行った方はいいよ」
「そうですか」
って、言われた方向に歩いたら高速道路沿いの何にもないところに来ちゃったじゃん。
「この辺は詳しいの?」
「全然分かりません」
「じゃあ、デリーの地図がいるね。これから案内するところで無料の観光地図がもらえるから、それを見て行きたい場所を決めたらいいよ」
「行くところは政府公認の観光案内だから安心して。そこで無料地図をもらえばいいよ」
「あ、そうですか」
政府公認の観光案内?どっかで聞いたことが有る。
まあ、地図だけもらって帰ってくればいいか。
ははは・・・・・・って、着いたところは普通のツーリストオフィースでした。
地図をもらってすぐ帰るような雰囲気ではなく、流れで話をすると勝手に旅行計画を紙に書き始めた。
わ~めんどくさ。
適当な所で切り上げて(15分位)その場所を後にする。
そしたら男は次に地元の洋服屋に連れて行こうとした。
「君の着ている服って明らかにツーリストって格好だね。地元の人が着る服で歩けば誰も声かけてこないはずだよ」だって。
店構えを見て、高そうだから拒否る。
さらに別のツーリストオフィースにも連れて行かれた。
不要だって断ったのにちょっとだけ~って、こいつ案外しつこいんだな~。
店の人はチャイを注文した。
要らないって言ってるのに・・・・
チャイが来るまで場つなぎで旅行の話になり、また勝手に旅行計画と金額を紙に書きだした。
インドあるあるのツーリストオフィース詐欺みたいなもんです。
気の弱い人なら押し付けられて断れずに契約しちゃうかもね。
私はこれからカシミール地方に行く予定だと伝えたら、根ほり葉ほり聞きだし、その話は怪しいから絶対にやめたほうが良いってご親切なアドバイスまでいただきました。
提示された予定表はこれ。
値段が高いならもう少し安い金額で練り直すこともできる等々。
おいらの旅のスタイルじゃないからって、マジ断って出てきたわ。
(なかなか帰してくれないけど、強気で吹っ切った)
案内人の彼は不機嫌な表情だけど知ったもんじゃない!
散歩に出てから3時間半以上歩きまわって周りも暗くなってきた。
メインバザール(宿の近く)まで来たところで男は切り出した。
「今まで歩いていろいろ案内したからチップちょうだい」
「はぁ?何言ってるの?」
「3時間以上も君の為に時間を使った訳だし」
「私が頼んだわけじゃないし、あなたが英語の勉強したいからって勝手についてきたんじゃん!」
「ここはインドでインドのルールがあるんだからさ、わかる?」
「何言ってるの?ここはインドでインドのルールが有るのは分かるけど、あんたの言ってること おかしいでしょ!勝手について来て、勝手にツーリストオフィースに連れて行って!私頼んでなんて無いからね!いいかげんにしてよ!」
超激オコの私の剣幕にビビる男。
メインバザールの真ん中、大声で相手を非難したら、相手はひるんだ。
「ちなみにあんたいくらチップを要求してるわけ?」
「たった500ルピー(756円)」
「は?馬鹿じゃない?(ここ日本語)」
「俺は馬鹿じゃない!なら300ルピーでいいから!」
彼は馬鹿という日本語を知っていた。
「あのさ~。絶対あげなから」
「じゃあ、代わりに何か買ってくれ!」
「お前馬鹿なの?」
「俺は王様じゃない!王様だったら2000ルピー要求するけど、俺はたったの300ルピーが欲しいって言ってるだけだから」
訳の分からない言い草に思わず吹き出した。
「あのね、あんたにあげるお金は無いから」
「じゃあ、いくらならくれるんだ?」
「5ルピー(7円)!」
「You’re Crazy!」
男は案外あっさり消えて行きました。
今日一連の流れがおかしすぎる。
全く絵に書いたような典型的ツーリストオフィース物語。
まあ、楽しませて頂きました。
さあて、ホントにインドに来て何しようか?
昨日出会った、25歳のインドの男の子が勧めてくれたカシミール地方に行って見る気になってきた。
インド人を信用していいのか分からないけど、まあ彼なら大丈夫そうです。
この判断が吉と出るのか凶と出るのか?
それは数日後にはっきりするはず。
ちょっと気の弱そうな若者の話を明日じっくり聞いてみよう。
そんな一日でした。
でわでわ~!
SEE YOU!
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