12月8日 リアルタイムはインドのニューデリー。
相変わらずお腹が壊れたまま、食べるものが無くて困っています。
お昼にバナナとクッキーを少しだけ口にしました。
そんな中、次の国へのチケット買わなきゃ~。
チケット買うのっていつもドキドキする。
ブログは11月25日
インドのカシミール地方、今日こそこの街を抜け出してデリーに向かって出発する。
ですが・・・・とうとう私も昨日の夜から風邪をひいてしまった。
鼻水が止まらないし熱っぽい。
3週間前はエジプトのダハブでシュノーケリングしたり海に潜って遊んでたのに今じゃ、吐く息が白く凍えるような寒さ。
いくら丈夫な私でも風邪ひくわな。
両鼻が詰まって、夜寝る時口で息していたから喉も痛い。
でも弱音を吐いている場合ではない!!!
本日はシリナガを後にしてデリーに向かう!
朝7時に目覚ましをかけて荷物をパッキング。
忘れ物の無いよう入念にチェックをした。
そういえは昨日の夜お土産にカシミヤのストールを買わないかって言われたんだ。
刺繍の施してある2枚と無地の1枚を選んでおいた。
「それでお値段はおいくらなの?」
私、1枚500ルピーくらいかと思っていたんだけど、刺繍のは1枚8000ルピーだって!
8000ルピーって12000円以上ですよ!!!
桁を間違えていたw~!
とてもじゃないけどそんな高級品買えませんよ。
実は私ここへ来る途中でいつも使っていたストールを失くしちゃったんで1枚は必要なんだけど、高級品を持ったところでどうせ旅でボロボロになっちゃうし、すぐ失くしちゃうかもしれないからね。
お姉さんのアラヒラの機嫌がちょっと悪くなったけど仕方ない。
いよいよ出発って時にアリから電話がかかってきた。
「シリナガからジョモに向かう道路は閉鎖されていて走れないから今日はデリーに帰れないよ」だって。
S君は笑って「アリが冗談で道路が閉鎖って電話してきたよ~」って言うから私も本気にしなかった。
「ホントだから、冗談じゃなくって道がブロックされていて通れないよ、今日はデリーに行けないよ」
「HaHa~ オッケー分かったよ、デリーに帰れなかったら、アリの所に行くから泊めてね~」
「ぜひぜひ、僕の所に来て泊りなさい」
電話を切ったけど絶対冗談だと思っていた。
さあて、ではお世話になった皆さんに別れを告げて出かけましょうかね。
輝けるインターネットのある世界へ向かって~。
ニヤニヤがとまらない〜!
アラヒラには別れ際にチップとして500ルピーを渡した。
「ありがとう、さようなら~!」
今日の天気は悪く寒くてうっとうしいけど気持ちは裏腹。
見慣れたシリナガの光景も今日でお別れだ~。
トゥクトゥクでバス乗り場まで向かった。
・・・・・?
あれ?
あれ?
あれ?!!!
なんか様子が変なんですけど・・・・。
駐車場に車がびっしり止まってまして・・・・・。
本当ならガラ空きのはずなのに・・・・。
どうやらアリの情報は冗談ではなくホントだった。
道路が閉鎖されていて、一台も車は通れないんだって。
ウソでしょ?
冗談でしょ?
茫然とする私。
しばらく脳みそが反応しなかった。
お願いです、私をデリーに帰して下さい~!
もうここには居たくないんですよ~!
やることも無いんです~!
・・・・
首を垂れて靴先を見つめながらトゥクトゥクで家に戻ることにした。
アリのボートハウスに行ってもいいけど、とても楽しむ気分じゃない。
くっそー!!!
酒でも飲みたい気分だけど、酒屋もやってないし!
モスリムってお酒を飲む習慣ないから仕方ないけどさ!
・・・・・
でもって、家に帰って来ました。
せっかくお別れ言ったのに、なんだかなぁ~。
お母さんとお姉さんは暖かく向かい入れてくれたけどさ・・・・。
その日はお昼だかおやつに買ってきたモモを食べた。
形は日本の餃子。
野菜中心の優しい味。
スープ付きで美味しかった。」
S君は切れてしまったトイレットペーパーを買いに40分も帰って来ない。
近所の売店に売ってないんだって。
そういえば、かねてから不思議に思っていたんだけど、インドの人ってみんなトイレットペーパー使わないの?
トイレにシャワーは付いていているのは良いけど、濡れたままなんですか?
トイレットペーパーって絶対的な生活必需品じゃない?
まあいいか。
この日はあまりの落胆で、特に何をするでもなく茫然と時間が過ぎるのを待っていた一日。
あ、ガイドのS君は実家に帰って来ても友達に会えてないようなので、
私に遠慮せずに遊びに行ってくるように言い、幼なじみの家に出かけて行った。
夜7時過ぎには帰って来たので、もっと遅くまで居てよかったって言ったら、軍人に詰問されるから夜は外出出来ないって。
戒厳令ですな。
いろいろ大変だ、この地方。
夕食後にS君「刺繍の無いスカーフでもいいから買ってくれないかな・・・・。そうすれば家に現金収入が入るし・・・」って言われた。
「ごめん、貢献したいけど、手持ちのルピーが1200しかないの(1800円)とても高くて買えないよ」
やっぱり台所事情は厳しいみたい。
彼は本当は日本に来て働いてお金稼ぎたいって。
デリーで営む店舗の家賃は高いし、奥まった店だからなかなか客入りは悪い。
シリナガの宿経営も今はこんな状況だから収入ゼロ。
でも日本で働くには推薦状が必要だって。
お姉さんは来年5月に結婚するから一人残されたお母さんも心配だろうし。
いろいろな問題は山積なんだ。
ここでの宿泊もトータル10日(ジプシーハウスを含めて)。
当初の予定だと1週間だったから、3日も延泊してる。
わずかだけど残りの1200ルピーはチップとして渡そうって決めた。
ホントにわずかだけどね。
さあ、本当に明日はデリーに向けて出発します。
でわでわ~!
SEE YOU!
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