高円寺の自宅から北千住の友人夫婦の営む珈琲専門店。
その名も「千住宿 珈琲物語」こちらに自転車で訪ねて行った話の後編です。
私が二十歳そこそこの時分に、一緒に働いていた充子さんと
別の店舗で修行していた章雄君。
お二人が一緒になって築き上げた珈琲店です。
レトロなセピア色の店舗で、
入ると真っ先に目に入る一枚板のカウンターとその背後には、沢山の種類の
有田焼のコーヒーカップ。
ゆったりとしたテーブル席。
かなり広く、席数も多いのですがゆったりとつくられているのと、レトロなガラスで仕切られているので落ち着いて珈琲を楽しめます。
奥にはコーヒー焙煎室もあります。
この雰囲気と、手作りの珈琲と高級なカップ。
こだわりのあるお客さんが訪ねたくなるのは分かります。
今の時代コンビニで100円でコーヒーが買えて、そこそこな美味しさ。珈琲専門店にとっては難しい時代だと危惧していましたが、杞憂のようです。
地元の常連さんが途切れることなく訪れています。
毎日ではなくてもたまに贅沢な時間を持ちたいと思っている人が多いんでしょうか?
決して大きな通り沿いにあるわけではなく、一本路地裏に入った場所に位置しているのですが、店の前には自転車が数台とまっていて、程よく繁盛しているので心から安堵しました。
私が訪ねると、店主が気持ちよく「いらっしゃいませ~」と。
顔を覗き込んで、私と認識するのにちょっと時間がかかりました。
なんせ、20年ぶりです。
自転車乗りのカッコで、(ヘルメットは脱いでおりましたが)
パツパツのスパッツと短パン。短めの白い自転車ユニフォーム。
汗だくで飛び込んできた一見変な人にちょっとびっくりしながら
「かおるちゃーん???!!!」
「はい!お久しぶり!お元気ですか?」っと、ほいほいカウンターに進む私。
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店主(マスター)の章雄君と
ママさんの充ちゃん!
お店は激混みの時間を過ぎていたので、ゆったりコーヒーを飲みながら
久しぶりの会話を楽しみました。
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それにしても朝8時から夜8時までの営業。
休憩時間もないようなもんです。
休みは週に1日だけ。
お正月は3が日だけお休みとのこと。
まとまったお休みは摂らないそうです。
自営業って本当に大変だと思います。
インフルエンザになった時は、さすがにお店に出られず、ママさんとバイトで乗り切ったそうですが。
2時間以上珈琲と美味しいお水を4杯もお代わりしてやっとこさ重たい腰を上げ
帰路に着きました。
帰りは日光街道から浅草方面に出て、蔵前、浅草橋を越えてそこから靖国通りに入り
神保町、四谷、新宿と向かって帰って来たので迷子にはなりませんでした。
すいすい走れて気持ちいいです~。熱かったけど・・・。
途中のコンビニでガリガリ君(梨味)を買って、店先で食べる55歳の女。
全く絵にならない・・・・。
日差しが強くて、耳のあたり日にやけたかも。
日焼け止めって何度か付け直さないと意味ないって言うし。
夕方4時に帰宅。速攻シャワー浴びて30分の仮眠で復活し
その夜はプールで40分泳いできました。
本日の走行距離50キロ超えてました。
って、どんだけ迷ってんだよ~。
帰りにコンパス買ったし。(登山用ですが)