さてさて、どこまで老けるか?

60代女性です。一人旅(世界一周)2019年1月から1年間、4年日本で過ごして24年5月に再出発。方向音痴・地図が読めない・記憶力悪い・お酒好き・iPhone盗まれる・さてさてどこまで行けるのか?

アマゾンジャングルツアー その②

Hola!

ブログはアマゾンツアー2日目 9月6日です

 

前回のブログはこちらから

nyakadai.hatenablog.com

昨夜ジャングルツアーが終わった後、翌日の起床時間と朝食時間の確認を忘れて泥のように眠りつづけていました。

 

「ジャパン!朝ごはんの時間だよ!」

JPに起こされました。ヤバイ!みんなご飯食べてるところにボサボサの髪の毛のまま遅れてダイニングへ。

 

今日はボートに乗って釣りを楽しむ予定です。

餌は小魚を適当な大きさに切ったもの。竿はそこらへんに落ちてるような枝でした。

 

餌に食いつく感じはするのですが引き上げると魚はかかっていません。

 

釣れない理由を場所のせいにするわけじゃありませんが、手ごたえまったくなくなりました。

 

5分に1回水面を揺らして、魚がかかるのを待ちますが、結果0でした。

 

JPは結構大きな魚を釣り上げていました。

 

昼近くになり釣りは終了。

そのあとはチェックアウト(部屋から撤収)し、各々自由に過ごしていました。

 

こういう時、一人参加でスペイン語話せないと孤独になっちゃうんだよね。

 

周りの皆さん、これからスローボートでイキトスに行く話で盛り上がっています。

 

携帯盗まれてから、私のiPhoneは翻訳サイトとマップと写真しか使えないので携帯で時間つぶせないんですよね。

 

程なく昼食の準備が整いました。

釣り上げた魚をフライにしてくれました。みんなで少しづつ味見。美味しい!

今日は昨日通ってきたジャングルの道を戻ってまた船に乗り込みます。

 

私以外の参加者は1泊ツアーなのでこのままレティシアの港に帰るのです。

 

途中の船着き場で私とJPは下船。みんなに見送られて上陸です。

 

これから先のスケジュールを確認するためJPはツアー会社に連絡を取っています。

電波あるんですね。

 

本来なら川をボートで登って行くのですが、乾季のため水位が少なく目的の現地人のお宅には歩いて行くことになりました。

 

途中ポツポツと家が建っているこの集落。小学校や幼稚園もあります。

途中の家の庭にサルがいるので立ち寄ってみました。寝てるんだ、顔が良く見えないけど・・・。

午前中はピーカンで熱いぐらいだったのですが、宿泊先に到着する頃には強い風が吹き始め、雲行きが怪しくなってきました。

 

おうちはこちら。

 

トイレと洗面台がありますが水は通ってません。ドアもないです。

「シャワーは無いからこの下の川の水を浴びてね。川には入らないで水を浴びるだけにしてね」

げげ、川の水は泥水のようですが・・・

 

程なく大粒の雨が降り出し、子供たちは泥水の中でサッカーやって大はしゃぎしています。

 

わたしは、洋服を脱いで水着に着替えて、外で雨水を使ってシャワーです。

 

ひょっとしてアマゾン川で泳ぐかもしれないから念のため水着を持ってきたのが役にたちました。

 

天然シャワー気持ちいい!土砂降りの雨大歓迎です。

 

スコールのような雨はすぐにやみすっきりさっぱり。

 

母屋へ行ってご挨拶。

 

ご家族を紹介してもらいました。お父さんハビエル、お母さんサンドラ、男の子 ケビン、女の子シャロン ワンちゃんはルーカス (全員映画俳優みたいで覚えやすい)

 

水を買おうと思ったのですが、ビールとコーラとジュースしか置いてないそうです。「じゃ、ビール下さい。」

 

夕食は母屋で電気がないのでろうそく1本の明かり+iPhoneのライト。

 

鶏肉のソテーとジャガイモとライスにジュース。

 

鶏肉はそこらに走り回っているニワトリをつぶしたんですって。そりゃそうだ、この辺にスーパーないから。

 

そういえばJP、2日目のツアーで参加者が私だけになったら、ジャパンとは呼ばずにきちんと名前で呼んでくれるようになりました。

 

夕食後は長靴の履き替えて夜のジャングルツアーです。

 

大きなナタを持って森の中を切り開くように進んで行きます。

 

JPの話はなかなか興味深いです。

 

ペルーのイキトスでガイドの仕事をしながら英語を3年間勉強し、故郷を離れて今はブラジル側のおじさんの所に住んでるそうです。

 

シャーマンの家系だからか、植物の知識がすごく多く、この葉は頭痛に効く、この植物の根を煎じれば体に住み着いた寄生虫を殺す、この葉をすりつぶしたのを傷口にぬれば・・・・。聞いたそばから忘れますが。

 

握りこぶしぐらいの木の実をナタで切り「このフルーツは栄養があるから食べてみて」

「え?これどう見ても芋虫ですよね?」

 

たんぱく質が豊富なんだよ、君のために用意したんだから・・・」

 

「謹んでご遠慮申し上げます💦」

 

ジャングルの奥深くにまで足を踏み込んで探索したあとは、早めに就寝です。

 

私水を切らしちゃったんだけど、歯磨きした後に口をゆすぐ水もないんだよ。仕方がないのでビールでブクブクしましたけど。

 

この家、明かりは無いのにビールは冷えてるんだよね、不思議。

 

夜はベッドに入って目を閉じると、隣の部屋のJPが電話で話してるのが丸聞こえ。

 

電話の相手の声まで聞こえる。恋人かな?メチャ優しい声でしゃべってるのを聞きながら眠りに落ちて行きました。

 

翌朝、「昨日の電話のお相手は恋人?」って聞いたらまだそこまででは無いようです。

 

それにしても1時間も話してるなんて・・・いいですね。

 

翌日の朝食後、歯磨き用に雨水を用意してもらいました。

 

多分調理用の水も雨水ですね。食器は川の泥水で洗っていました。

 

朝もジャングル探索。緑が深く生い茂った森の中を歩くの大好きです。ガイドと一緒なら。

蛇の骨発見。結構大きかったんじゃないかな。

 

JPの頭の中にGPSが入ってるのでしょうか?やみくもに進んで行くようですが、ちゃんと帰り道は分かってるんですよね。

 

そしてちびっ子と遊びました。

チャンバラごっこに、木登りに、子犬もおもちゃにされて疲れ気味。

野生児すぎる。携帯で写真を撮ってあげたら、他の写真も見だした。

 

野生児だけど現代っ子、携帯の使い方は分かっているんだ。

11時ごろには宿泊先を撤収。村人たちも船着き場へ向かいます。

 

歩いて船着き場まで行くと、そこにはすでにわれわれが乗る小舟が停留していました。

1時間ほどでレティシアに到着。

 

豪華なランチを用意してもらい、JPと最後の食事を楽しみました。

魚のフリッターとセビーチェにレモンジュース💛

普段質素な食生活なので特別美味しい。

 

JPいろいろお世話になりました。

 

私JPの連絡先(SNS)聞くのを忘れてバイバイしちゃった。大失敗。

 

この奇妙な髪型がイマイチ好きになれないけど、一人参加の私を気遣って声掛けしてくれてありがとう。

 

最後に記念撮影しました。

でわでわ~!

 

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