Hola! リアルタイムはコロンビアの首都ボゴタの宿でコーヒーを飲んだり近くを観光したりまったりしています。南アメリカに入ってますます旅の難易度が上がってきました。
ブログはコスタリカから空路でコロンビアに到着した日の事です。
午後2時頃にコロンビアの首都ボゴタに到着しました。
標高が2640mもありまして、すごく寒いです。
入国審査は、イエローカードも持っているので旅行目的とだけ伝えて、すんなりとスタンプ押してもらえました。
空港内でキャッシングをして、コロンビアの通貨コロンビアペソを入手。
600,000ペソ(22,000円)単位が多すぎ。お札には0を3桁省略した数字が書いてあります。余計混乱する!
まず、交通カードを買わなければいけないのですが・・・・?どこに売ってるんだ?
訳わからず空港の外を無駄にウロウロ歩き回る。
乗るべきバスがどこにあるのかやっとわかったので交通カードを買う。
そして、K86 という表示のあるバスに乗って3つ目の駅Portal el dorado(ポータルエルドラド)で降りて今度は1番に乗り換える・・・・?
ボゴタ在住のYUMIKOさんより送られたメッセンジャーの指示に従って動こうとしているのですがじぇんじぇん分からん?
ボゴタが思っていた以上に大都会過ぎて、ビビりまくっています。
無駄にウロウロして1番というのが何となくわかった。電車のようなバスに乗る。
トランスミレニオって言うらしい。連結したバスが専用の道路を走り、停車駅の改札も電車のようになっている。
そこから終点まで行けばダウンタウンで中心地らしいからって安心していたら、4駅ぐらいで止まってしまった。
窓越しに隣に停車しているトランスミレニオを見ていたら、ホームではない場所から全員路上に降りています。
バスの出口は路面より1メートルぐらいあるから皆で協力しながら下車。体の不自由な方は抱きかかえられて降りています。
なんか大変そうだな~なんて見てたら私の乗っている車両も同じようにホームではない場所から乗客が外に出はじめました。
ん?
私の横に座っていた若い女の人が声をかけてくれました。
「すみません、言葉はスペイン語?それとも英語?」
「英語がいいです」
「このバスは〇〇〇〇で、この先には行かないから、全員降りて歩かなくちゃならないいの、せっかくコロンビアに来てくれたのに申し訳ないけど・・・・」〇〇〇の部分は聞き取れず。
「え?あそうなんですか?じゃあ私も降りなきゃ!」
飛び降りるのには無理な高さで、みんなが手を貸してくれる。荷物を降ろすときは周りの人に手伝ってもらった。
バス専用道路で(車は通らない)4車線ぐらいある道を大勢の人が同じ方向に向かって歩いています。(写真撮りたかったけどコロコロ引っ張ってるから無理でした)
「コロンビアは初めて?どこまで行くのですか?」
「セントロまでです」
「私もダウンタウンで友達と待ち合わせしているから一緒に行きましょう?」
「え?いいんですか?」
「もちろん」(わあ~メッチャ助かった)
「どこに泊まるのですか?」携帯で場所を確認すると
「ここで携帯を出したら危ないから・・・ほら、だれも携帯見てないでしょ?」
「この場所、小さい店とか何もないですね」見事にシャッターが下ろされている幹線道路脇をコロコロを引っ張りながら歩きます。しかも段差はあるし、道は穴だらけ!
壁にはイラストや落書きだらけで危険そうな場所です。
「コロンビは初めて?誰かと一緒なの?」
「いいえ、一人旅なので」
「あら、すごい!」
「全然すごくないですよ・・・」など話しながら・・・
「この辺りは危険だからバスに乗りたくはないのよ、まだ距離あるけど歩ける?」
「歩くの好きだから大丈夫です」本当はメッチャ疲れていたけど頑張るしかない!
「え~、私はアンジーです。名前は?」
「KAORUです」
距離にして8キロぐらいかなぁ2時間ぐらいかかってやっと店がポチポチ表れててきて、そのうち歩行者天国のフリーマーケットのような場所に。
「だんだん近づいてきたわよ、もう少しで着くから」
コンビニがあったのでアンジーは「私飲み物買うけど、何か買う?」
「じゃ、お水を買います」
(空港のラウンジでコーラ飲んで以来何も飲んでないから喉カラカラ・・・)
彼女はビールをそして私に水を買ってくれた。私は自分で買うつもりだったのに、先にお金払って渡してくれた。
「えええ・・・すみません、お金払います」
「いいのよ~。せっかくコロンビアに来て初日にこんなことがあって、コロンビアっていい国よ、嫌いにならないでね」
おつりの小銭を店先にいたホームレスに寄付していた。
「ありがとうございます」(天使ですか?涙~)
私は旅先でいろんな人に親切にしてもらってる。いつか同じようにお返し出来るんだろうか?
「明るい店先で友達に電話かけるから待っててね」
「友達って彼氏?待ち合わせがあるならあとは私ひとりで宿を探すから大丈夫です」(とはいうものの今自分の居る場所すらわからないのですが・・・)
「女の友達よ~。さっき見たあなたのホステルってなんか覚えがあるの、友達との待ち合わせもすぐ近くだから心配しないで。ちゃんと宿まで案内できるから」
「だんだん暗くなってきたし、アンジーが帰るの遅くなっちゃうんじゃない?」
「まあ、遅くなるけど今日は金曜日だから、もともと友達と会う約束だし。ここはコロンビア、時間通りにいかないことも多々あるから」
Wi-Fiも使えないし、危険都市のボゴタで彼女の案内がなかったら絶対宿に行けなかった。
「あなたの泊まるホステルはこの近くだけど、友達と待ち合わせの場所もこの先なので、よければ友達に会って挨拶してから宿に案内するのでいい?」
「もちろん!」
電話で確認したら本当に目と鼻の先に座って待っていて、アンジーのお友達とも挨拶。
そのころにはあたりは暗くなっていました。3時間近く歩いたんじゃないかな~。
アンジーは事情を友達に説明してました。そしたら友達A(名前失念)が
「このホステルって、前に来てお酒飲んだことあった場所じゃない?」
「そうでしょ?なんか覚えがある名前だと思ったのよ~」
そして、待ち合わせの公園から1分ほどの場所に私の泊まるホステルがありました。
しかも、メッチャ分かりにくい門構え。一人じゃ絶対探せなかった!
この門から入って、壁伝いに歩いてやっとホステルの入り口があった。
これって、奇跡に近くない?
偶然、アンジーの待ち合わせ場所がホステルの前の公園で、ホステルも知っていたなんて。
「アンジー本当にどうもありがとう。お礼の言葉しか出ないけど本当に助かりました」
「初めてコロンビアに尋ねてきた人を無事にホステルまで送り届けることが出来て私も嬉しいです」
「じゃ、またね。連絡してね!」
素敵な笑顔でお友達と去って行きました。
この宿が結構すごい所でありました。(地域最安値、クラブのような飲み屋併設宿)
・・・・長くなってきたので続きは次回のブログで。
でわでわ~。
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