7月7日 リアルタイムはスペインTerradillos de los templarios(テラディリョス・デ・ロス・テンプラリオス)~バレンシア地方です。
ブログは7月4日 スペイン巡礼14日目
Hornillos Del camino(オルミージョスデルカミーノ)からCastrojerlz(カストロ)に向かう予定がitero de la vega(イテロデラベガ)まで行きました。
※なんだかフォントが違ちゃうんですが、治せません。(*_*;
そのつもりはなったんですけど、気が付いたら目的地を通り越しておりまして、戻るのもしゃくなので進んだって訳。
朝は、目覚ましを5時15分にセット。
でもその前にに起きてしまう。
支度していると勢いよく鳴る携帯のアラーム、
寝ている皆を起こしてしまったよう。
すみません!<(_ _)>
でもみんなサクッと起きて支度を始めたわ。
バッグの中身を点検していたら、サングラスが壊れていました!
重たいバッグを勢いよく地面に置いた時につぶれた模様。
しょんぼり・・・・。
修復不能。ゴミ箱に捨てた・・・。
5時50分に宿を発つ。
真っ暗闇の1本道。
昨日の夜、私の上に寝ていた(2段ベッドです)オランダ出身の男の人と話をしながら一緒に歩いた。
名前「ヨセス?だかゴレスだった気がする」・・・・う~、思い出せない。
仕事を辞めて世界中を旅してる人。
まず、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドってかなり物価の高い国から回ってるんですね。
35か国回ったって言っていた。
これからも旅を続けるので、またどこかで会えるかも。
でも白人の男性ってみんな顔が同じに見えるから、見分けが付かなくなるんです。
しかも並んで歩いているし、背が高くて顔がよく見えない〜⁉️
黄緑色のショートパンツが目印ですけど、着替えたら分かんない・・・。
話が途切れてからはお互いのペースで歩き出して自然に私が後ろを歩く。
そして、距離がどんどん遠ざかっていくぅ〜。
昨日の夕立でかなり激しく雨が降ったみたい。
薄暗い田舎道、泥水をよけながら慎重に進む・・・が
あ、泥にはまった!
靴が泥だらけで靴下にしみて来た。(あるあるです~)
途中で前を歩いていた人が立ち止まって振り返りカメラを取り出した。
私も後ろを見る。
「ちょうど日の出・・・・」
周りのみんなも携帯を構えて日の出の瞬間を写真に納めてた。
言葉がでないほど美しい。
そして振り返った所、長い影の向こうに見えた。
カミーノの貝のマークと残りの距離。
胸がジーンと熱くなった!
(語彙力乏しすぎ〜)
さてさて・・・・
とにかくです・・・・
歩いて、歩いて、歩くしかない!
そしてカフェ発見!
クロワッサンとゆで卵、カフェオレで休憩。
そのカフェで、久しぶりにダビッドに出会えた!
「ダビット、久しぶり!」
嬉しくて飛びついてハグした!
一緒に歩いていたアンドレはどうしたか聞きたかったけど、けんか別れしたような気がしたんだよね。
なので言及しない。
・・・・聞きたかったけど。
さて、少し元気になったところで行きますかな。
重たい荷物をよ「よっこらせっ!」って背負って歩き出す。
今日は足が重くてなかなかペースが上がらないなぁ~。
静かに誰とも話さずに歩き続ける。
道で会えば「オラ!」「ブエンカミーノ」って挨拶は交わすけど、知ってる顔も見ないし・・・・。
だんだん疲れると無口になるんで。
途中の街で再びオレンジジュース休憩。
靴を脱いで、靴下も脱いでストレッチ。
いつもは午前中は1回だけ休憩してるんだけど、今日は午前に2回も休憩を取っちゃった。
今日の目的地を調べる。
Castrojeriz(カストロへリス)か。
アルベルゲがたくさんあるけれど、どこも定員が20~35人位。
この場所から15分位か・・・・
ふむふむ。
途中で商店を見つけたので念のためおばちゃんに口紅を扱ってないか聞いてみた。
英語は全く通じないので、身振り手振りで、
「リップクリームじゃなくて赤い色のつくやつね!」
「RED 、レッド、赤いの!」って言ってるのに普通にリップクリームを出して開封しちゃったよ。
「開けないでいいから!赤い色のが欲しいのよ~!」
「RED、RED、OK~!」
「ホントにRED?」
「RED~!!!」
「OK。じゃ買うわ」・・・・途中から面倒なので日本語です。
「1.75ユーロね。安いね!」
・・・・・・
中を開けてみたらやっぱり赤じゃないじゃん!
おばちゃん~!
でもいい匂いだからまあいいか。しっかたないなぁ~!
そんなこんなしているうちに街を通り過ぎていて、地図を確認すると目的地より先に進んでる自分。
あ~!やっちゃった。
道理でアルベルゲがいっぱいあったはずだ~。
今更戻るのも・・・・・でもこのあと先に進むと10キロは町が無い・・・・
どうしよ????
10キロくらい何とかなるでしょ!って歩き出しました。
・・・・・ちょい待ち!!!
念のため次の街の泊る場所を調べてみた。
一か所だけで定員12名?
・・・・どう考えても無理だろうね。
オーストラリアから来た”12人のイケてる男たち”が前を歩いていていたから。
その次の街はあと2キロ先か・・・・OK!
ゆっくり歩けばいずれ着く!
・・・・
はい、山越えでした~!
それより、この先の町まで行く人って誰も居ないの?
今まで歩いていた人たちが忽然と姿を見せなくなってしまった!
時折で会うのはサイクリストって言うかチャリダーさんたち。
そしてここからずっと孤独に歩き続けることになるのです。
周りにだ~れも居ないんです!
果てしなく続く長い道のりーーーーーーー!
歩かない限りは到着しないわけで、歩調はゆっくりでも確実に進めば着く!
・・・・・日差しが痛いので、山超えた後はストックをしまって傘をさす。
日本じゃポピュラーな日傘ですが、ヨーロッパじゃ誰もやってない。
いいの!誰も居ないから!
・・・・
あそこに見えるのはアルベルゲですかね~。
建物の前でみんな待ってます。
「何時から受付開始?」
「2時だけど、もうフルだよ」
「そんな気がしてた、オーケー次の街に行きまーす!」
「ブエンカミーノ!!」
しまった!ここでお水をもらっておけばよかった、残り一口分しかない!
もう歩きだしたから、今更戻りたくない!
あと2キロで次の街だ、着いたらコーラ飲も。
で、到着した。
一番初めに目に入ったレストラン兼アルベルゲ。宿泊料7ユーロ。
Albergue-Hostal Puente Fitero
全然英語が通じないおじいさんとおばあさんが経営するかなり大きな宿です。
ヒョンジンがご飯食べてた!
「お~!また会えた!嬉しい!!」
昨日は私の泊った町からさらに10キロ進むって言っていたからもう会えないかと思ってた!
でも宿は別だった・・・。😞
とりあえずコーラ!
いや、ビールとコーラの価格が同じなら、やっぱビールにしよ!
お昼もまだなので、トルティーヤとビールを注文。
広い部屋に泊るのは私ともう一人の女の子だけ。
チャリダー夫婦も来ていたけど、彼らはドミトリーの部屋ではなかった。
レストランには地元のおじちゃんたちが、お酒やコーヒーを楽しんでいましたが、
旅人少なすぎて淋しいよ~!
夕食はパスタを頼んだらこんなのが出てきました。
THE 炭水化物!
白ワインを注文しようとしたけど全然通じない。
水、コーラ、ビール、を出してきて、これか?って聞いてくるけど・・・・
「ワインですよ、ワイン!!!!」
ワインって世界共通語ではないんですか?
「面倒なんでもうビールで良いです。」
この宿Wi-Fi遅すぎてブログの写真がアップロードできないんですけど~。
部屋の中に入るとまるでWi-Fi届かず。
昨日の宿でダニにやられたので今日はトラベルシーツの中に入って寝ることにします。
ところがさぁ~。
次の日もまたひどいことになっているのでした・・・・。(+_+)
ではでは~!
SEE YOU!
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